KATO485系300番台の小工作

 TOMIXから次々と485系がHG製品として発売されていくなか、手持ちのKATO製を眺めているうちにKATOらしく走りに徹した小加工で仕上げようと思い立ち、工作に着手した。モハユニットとサロは、REDからの余剰車。クハと動力部とはきりしま用のストック。動力台車は、モハネ582の余剰台車からの流用。M車用ボディーは、ASSYにより調達といった内容の濃い組み合わせになっている。なおまだサシやモハがごろごろしているがこれ以上は編成を増やすのは工作量が増えていくだけなので、やめにした。編成の設定は、国鉄末期時代。いちばん馴染みのある昭和60年頃の編成である。7両に統一された頃の編成で基本的には0や200番台が大多数を占めていたが、300番台もミフからの運用でたまに”宮崎”に顔を出したと記憶している。ただし両端300番台は、無かったと思うが、その辺は気にしないということで。。。


屋根とクーラーパーツをそれぞれ分解し、IPAに1週間程漬け込み、銀を落としてやります。(漬込むだけでは、落とす事ができないため、古歯ブラシなどで擦ってやります。)
塗装は、屋根部は軍艦色(1)でスプレーひと吹き。その後ベンチレータとAU72を残すようにマスキングしてガルグレーにスプレーするだけ。あとはAU13を同じくライトグレイにしてやればこのように、落ち着いた屋根になってくれます。なお、碍子はライトグリーン、母線、パンタ及び弾丸ヘッドライトは未塗装とし、ライトケースリムはフラットアルミを筆入れしてあります。)


ライトユニットは当然白色LED化してやります。ヘッドライト導光パーツの光が当たる部分にクリアーオレンジを塗ってやるとライトだけが電球色のイメージに近づきます。LED化に関しては、こちらを参考にしていただきたい。


ガチョウハウスのピタサボを使ってみました。ただしシールは純正品です。水で溶いた木工用ボンドを薄くピタサボに塗りシールの上に張っただけです。

以上工作はこれだけです。
2005.11

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