HUIS TEN BOSCH
HAKATA←→HUIS TEN BOSCH SINCE 1992
平成4年3月20日大村線早岐〜ハウステンボス間の電化開業に伴い博多〜ハウステンボスを結ぶ目的で登場した特急です。登場時はREDの車体にハウステンボスロゴをいれたものでしたが、併結するKAMOMEやMIDORIとの誤乗車を避けるために、ハウステンボス編成は派手な配色に平成6年ごろから変更されていきました。現在では783系に置き換えられていますが、この編成たちは、KIRISHIMAやHYUGAとして活躍中です。
7号車 クハ481-255
200番台の製作です。加工的には全長を1mm切詰めるのと、ヘッドマーク部の縮小化です。オリジナルの200番代は貫通扉がありましたが、RED化が進む中、埋められていきました。全長を切詰めるのはもちろん運転台部分です。レザーソーで一気に。切り終わったら後の祭り、後戻りできません。要るのは勇気です。
運転台後ろのピラーを1mm削ります。運転台窓パーツをあてながら斜め具合をチェックしながらやっていきます。運転台窓パーツの後ろ部分は使用しないため半分から後ろはバッサリ切り落としておくと仕事がし易いです。
200番台には運転台後ろ部の窓がありませんので適当に切出したプラバンで埋めてやります。雨樋の絞り方も300番台以降の先頭車とは違うので、こいつも削ってしまいます。この辺は実写の観察が役に立ちます。
ピラーを削り終わったら、運転台窓パーツを頼りにボディーを削っていきます。ヘッドマーク部は、予め施工しておくと切継いだ後にやるより楽です。またオリジナル車は貫通扉がありましたがその関係で連結器上部の切欠きの形状が左の写真とは異なっています注意して下さい。
屋根と床下も今回の切断位置付近で切詰めを行います。現物合わせで丁寧に仕上げていけば何の問題もありません。
パっと見は切詰めたかどうかわかりませんが、300番台と並ぶとその効果抜群です。貫通扉を復活させたくなるがそこは我慢我慢。
8号車 サハ481-3
AU12搭載の初期車を再現します。
元のクーラー類をすべて撤去し、AU12(TOMIX)を3基とガーランドベンチレーターを2基取り付けます。位置はTOMIXのモハ485-0を参考に取付けました。なお、KATOの181系の屋根をそのまま持ってくるという荒技もあります。(^^;
HTB車のモケットは赤、黄、緑、青で千鳥配置させた車両が存在してましたが、配置パターンがよくわからんことと屋根をかぶせた時全然見えないかったらショックと思い、枕カバーが赤タイプの車両としました。(^_^;)
10号車 クモハ485-104
まずドア部を切出します。垂直に切出さねばなりません。
モハ485かモハ484(T車)の車体をこのようにカットし、ドアの接着を待ちます。
こいつのドアを取ればいいやないかいって思う方もいるでしょうが…
切出したドアをくっつけた様子です。
でもって反対側。
雨樋が一直線に通るようにあわせます。また屋根で全長が狂わないようにチェックします。この状態でやめるとモハ485の2ドア車です。もし急行に積極的に485系を導入していたらこのような改造車が生まれていたかもしれません。(爆)
新設したドア部を丁寧に仕上げ、元あるドア付近からばっさり切断します。ドア窓の端を切断位置に設定し接合面を削り出していきます。
クハ481から運転台部を持ってきます。運転台に一番近い客室窓の端を切断位置に設定し先ほど同様、接合面を削り出していきます。
運転台部を接着した様子。全長のチェックはクハの床下や屋根を使い現物合わせで調整していきます。またクーラーの位置がモハ485の位置になるため、一旦クハクーラーを削り落とし、モデラで製作してもらったAU13クーラー台座を正規の位置にセットします。