JR九州 457/475系電車

 元々は昭和40年代後半に地方幹線や亜幹線の交流電化延伸により作られた交直流急行型電車である。475系は山岳区間に対応した抑速発電ブレーキ付きの60Hz用車両で昭和40(1965)年に登場、457系は交流機器が50/60Hz両用化され交直流すべての電化区間に入線できる抑速ブレーキ付きで昭和44(1969)年に登場した。
 主回路システムはもちろん抵抗制御で編成は往年のTやTs、Tbを連結した長大編成から、現在はMcM'ユニットにTcを加えた3両編成である。しかし日豊本線上では大分所属編成と鹿児島所属編成とでは編成の向きが異なる。


左:鹿児島車 右:大分車


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