713系 SUNSHINE MIYAZAKI
九州の電化区間では本州の直流電化区間との関係で交直流電車が、非電化区間乗り入れとの関係で客車や気動車の使用が長く続いた。しかし昭和59年2月の改正に長崎・佐世保線のローカル列車の置き換えを目的に715系(581系からの改造車)が投入された。これらで不足する分を713系として九州初の交流専用電車として715系と共にデビューを果たした。編成はMcTc編成とし1M2T運転も可能となっている。JR化後に九州色に塗り替えられ活躍していたが、平成8年7月に宮崎空港のアクセス車輌として白羽の矢がたち鹿カコへ転属していった。その時に外板を赤に衣替え、室内も回転式リクライニングシート(485系から発生品)や大型荷物置場の設置などリニューアルを行いサンシャイン電車として活躍している。
TMS 2002.6(No.687) p76掲載