BONAの783系キットを組立てる

 今となっては入手不可能なのでしょうか?たまたまネットを通じて783系キットの入手に成功しましたので早速組立ててみます。なお先行試作という意味でモハ783-100を組立てていきたいと思います。なお最終的は編成はクモハ+モハ+サハ+クロハの4連で2次車以降の編成で、ハイパー有明/にちりん編成とします。

とりあえす練習で1両作ってみましょう。

車体の裾曲げから行います。側板のランナー部にマークしてある位置をガイドにPカッターでスジ入れ。その後側板を切出しアルミアングルにセットします。


単品の車輌ケースでエイヤっと。スチール定規で曲げるのが一般的なようですが、定規が反ったり、見にくかったりとやりづらかったのもので・・・この辺は何でもアリですな。


内張りの車端部に妻を固定するためのノリシロがありましたが、今回この試作はハンダ付けで加工するため全て撤去してしまいました。


ハンダ付けを終えた様子


妻面は4種類あります。説明書に従い銘板の有無、風道の有無を確認しクリップで固定します。


裏にある瞬着流込穴からハンダをおもむろに・・・流しすぎるとこのように表に回りこみ補修をする羽目に・・・。マッハのケサゲ刷毛で磨き、修復していきます。


アングルの内角をつかい、妻と側板を固定しハンダを流し込んでL型に組みます。


なんとか箱に仕立てた状況です。
やはり瞬着キットとはあるもののハンダで接着しておいた方が非常に安心かと・・・。キットには瞬着用のノリシロが多数あるため裾の部分や妻と側板の部分など合わせが非常に厄介かと思います。是非ハンダの加工をお勧めします。


M車は内装をダイキャスト部が現れるように左右共約1mmカットすることによりスッポリとボディに、はまりました。屋根はKitcheNの211系タイプ汎用屋根です。こいつも長いため現物あわせでカットします。また説明書には屋根受けのプラバン(t=0.5mm)を内装に貼り付けるよう指示がありますが、なくてもなんとかなりそうです。
T車についても787系の両端部を切詰めることでなんとかなりそうですが、このままでは連結面が非常に長くなってしまうためすべてボディーマウントTN化したいところです。この辺の加工は本チャンの製作記で紹介していきます。(注:787系と783系の台車間距離は実際は違うため787系流用ではストレートにはいきません。この辺は何でもアリということで・・・)

とりあえず先行試作でモハのボディーを組んでみましたが、初めてにしてはまずまずの出来で満足しました。Mユニットや屋根は量産車へスライドさせますが、このモハ783-100のボディーはトロントロンファクトリーの記念すべきハンダ組第一号車として殿堂入りすることだろ・・・

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