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BACK(車体加工編)

BACK(前面・屋根・床板加工編)

いよいよ最終ステージです。ここでは先頭車のライト点灯化をメインに紹介していきます。


側板が前面レジン部に0.1mm程被せられるように車体側の屋根をすこし削り、同時に前面レジン部の屋根も少し削り、屋根同士の合いを良くします。


微妙に側板が前面レジン部に引っ掛っているのがわかるかと思います。

側板とレジン部に側板の厚み分の段差ができます。当初はプラバンを貼り断面の均一化を図ろうとしましたが、裾の絞り込みの処理が面倒だったのでパテ埋めによる処理をしてみました。TAMIYAのエポキシパテ(高密度タイプ)を試しに使ってみます。この手のパテを使うのは全くの初めてなので仕上がりがうまくいくかどうか未定です。(爆)

とりあえず側面部に貼り付けてみました。指を水でぬらし指先で整形できるため比較的楽にパテ盛できるかと思います。
この整形のあとピラーなど窓ガラスとくっつきあう部分にもパテ盛を・・・、ライト以外を全部覆うようにパテ盛したほうが早かったかもしれません。


クロハ/クモハに使う内装はモハ786を使用します。この内装はご覧のような2/3程座席がなくフラットであることからライトユニットの置き場に丁度いいと安易に考えチョイスしました。なお、中央出入口付近にくる座席は一部撤去を行い、885系のライトユニットが装着できるよう一部切欠きをつけてやります。

ライトユニットの足がそのまま床下の集電板へ行ってくれます。(^_^;)


床下の運転台側のTN化ですが、前面・屋根・床下加工編である程度TNカプラーを加工していたため比較的加工は楽にできます。
受け側の床板を車体と現物合わせで削っていき、車体とハマルようになったらTNカプラーの位置をできるだけ前にでるようにセットします。


遮光ケースの製作です。t=1mmのプラ板より適宜切出しこのように組立てました。あとは蓋を2方向に取付け完全に遮光し、φ0.75の光ケーブルで前面ライト部まで導光してやればうまく点灯する、はず・・・。

 
クロハに至っては、DE10+ヨ8000との併結運転に備えて、スカートの一部をTNカプラーの可動部分にあわせて削っておきます。


マッハのブラスクリーンで車体を洗浄後、同じくマッハのメタル用シールプライマーを吹付け、さらにGM灰色9号を吹付けました。
灰9号全体的な仕上げの確認用と屋根の塗装も兼ねています。当然パテや瞬着で前面を整形していたこともあって目立たぬ傷がいろいろ現れ、再修復を余儀なくされた・・・まだまだ技術不足を思い知らされた時でもあった。

つづく・・・


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