BACK(試作車)
BACK(車体加工編)

BACK(前面・屋根・床板加工編)
BACK(ライト点灯化)

最後、塗装から最終組立てへ紹介していきます。



とりあえず、中間車だけ塗装しました。
塗装メモ 屋根:グンゼニュートラルグレー 白帯:GM白3号 赤帯:GM西武レッド+グンゼモンザレッド 車体:グンゼシルバー
塗装順番 全体をGM灰9号→屋根→車体を白3号→赤帯→車体を白3号→シルバー
残すところは窓周りの黒のみ・・・


顔の仕上がりがどうもしっくりこないためまたしても修復作業をしました。そしてこれは再補修を終えた様子です。前回仕上げたものとバンパーの形状が違うのがわかるでしょうか?あとクロハ前面側部も車体に少し拡幅させました。もうこの辺のレベルになると0.5mm単位での調整で、完全に自己満足の世界に入っているような気が・・・。とにかくポリパテと瞬着を駆使して自己の持てる技を全て出し工芸をしていくしかありません(^_^;)。はっきりいって終わりのない作業のような・・・


黒以外の塗装を終えた様子。塗装順序は中間車と同じです。アンテナ類はKATOのアンテナをチョイス。信号煙管は銀河製。
しかし・・・
塗装順序は今回最大の失敗でした。銀色の上には塗料がのり辛い。最終的には窓周りが残るようにマスキングしプライマーを吹付け、吹きこぼしを完全にシャットアウトする意味でクリアーを吹き、そしてGMの黒を吹付けました。それでもラインがガタガタになったところは補修が出来ないためエナメルのフラットブラックを筆塗りして誤魔化しました(^_^;)


続いて、三角/台形窓の製作です。これは運転席側面窓と助手席用の窓です。1次車と2次車以降の車では形状が違うため製作するものにあわせて検討が必要です。ちなみにキットそのものは2次車がプロトタイプとなってますので三角窓と台形窓の2種類を2両分作り出します。。

レジン部の厚みが気になるので、思案の結果完全なはめこみ窓としてみることとします。(写真はKATOのプラケースを切り出しているところです。)実はこのプラケース考えようによってはt=1mmのプラバンなのです。(^_^;)ネコソギ使えるものは使います。


ご覧のとおりプラ板に早代わり。エッジを形成すれば透明アクリル板の出来上がり。てゆうかこんなには使わないのですが・・・


あとは、丁度車体にはまるように切り出すだけです。大雑把にニッパーで切り刻み、45度角の三角山を作ります。エッジを整形しあとは直角二等辺三角形になるように切り落とすだけです。また者が小さいためサイズは適当に・・・コツとしてはやや大きめに切り出す方がよいでしょう。


現物合わせで仕上げていきます。(こちらは台形窓)


車体より0.1mmぐらいセットバックさせてはめ込むと他の窓とのバランスが良くなるようです。ジャストサイズなため固定はいらない気がしますが、一応裏から水で溶いた木工用ボンドを流し込みます。


続いてライトカバー。こちらはt=0.2あたりのプラバンより切り出し固定します。なお、固定は光ファイバーを通してからの方が良さそうです。


遮光ケースはプラバンで当然密閉しますが、光ファイバーを通してLEDとのあたり具合も見ておき導光のチェックを行っておきます。


光ファイバーは車体側に固定してこのようにセットしました。なお遮光させるためフラットブラックで塗装してから取付けました。


遮光ケースにファイバーを通すようにセットるのですが、4本もあるとなかなかうまく仕舞いがつきません。そこで固定には瞬着でファイバーを使ってしまった・・・


一晩おいたら側面窓ガラスがほんのり白く濁ったような・・・(^_^;)ファイバー固定用の瞬着が悪さしたようです。残る前面窓とライトカバーは水溶き木工用ボンドで慎重に接着すれば完成です。


BACK(試作車)
BACK(車体加工編)

BACK(前面・屋根・床板加工編)
BACK(ライト点灯化)

車輌工場へ

2002.5落成